★OZARIETの仕組みが見えてきた

OZARIETの仕組みが見えてきた

長年バイオフォトン療法(OZARIET)を研究してきて、一つの大きな疑問がありました。

なぜ経穴から生体の状態を読み取ることができるのか。

そしてもう一つ。

② なぜ同じ経穴へ微弱な刺激を与えることで、生体側に変化が起こる可能性があるのか。

これまで経験的に捉えてきた現象に、最近、一つの新しい研究仮説が見えてきました。

その鍵となるのが、
「バイオフォトン」と「クリプトクローム」
です。

人間を含む生体からは、非常に微弱な光子が放出されています。

超微弱光子放射(UPE)と呼ばれる現象で、一般にバイオフォトンという言葉でも知られています。

この光の発生には、代謝や酸化還元反応などが関係すると考えられています。

つまり私たちの身体は、単なる化学反応の集合体ではなく、常に微弱な「光」を発している生命体でもあるわけです。

ここから私は、

この光には、生体の状態に関する何らかの情報が反映されているのではないか

と考えています。

では、生体は「光」を
どう受け取るのか?

ここで非常に興味深い存在が浮かび上がってきました。

クリプトクローム(Cryptochrome)

です。

クリプトクロームは光に反応するフラビンタンパク質で、概日リズムとの関係などが知られています。

さらに、光励起による電子移動やラジカルペア反応との関係も研究されています。

私にとって非常に重要だったのは、

「生体が光を受け取り、それを別の生体反応へ変換する仕組みが存在する」

ということでした。

これによって、これまで曖昧だった部分に一つの輪郭が見えてきました。

OZARIETは「測る」と
「与える」の双方向

現在、私たちはOZARIETを単なる測定装置としてではなく、

生体 ⇄ OZARIET

という双方向インターフェースとして考えています。

まず一つ目が、

生体 → OZARIET

です。

生体内部で起こっている変化が、膜電位やイオン動態などを介して経穴の電気的特性に現れ、その情報をOZARIETが読み取っているのではないか。

これが「測定」の方向です。

そして反対方向が、

OZARIET → 生体

です。

OZARIETから経穴へ微弱な電気刺激を与えることで、神経・組織・細胞に何らかの変化が生じる。

さらに膜電位、イオン動態、酸化還元状態、ROS/RNS、ミトコンドリアなどの変化へつながり、最終的に生体応答として現れる可能性を考えています。

そして再び「光」へ

ここで面白い循環が見えてきます。

バイオフォトン

クリプトクロームなどの光受容機構?

電子移動・ラジカルペア反応

細胞内シグナル

膜電位・代謝・酸化還元状態

バイオフォトンの状態も変化?

もしこのような循環が存在するとすれば、

生命は、
光 → 電気・化学反応 → 生体応答 → 光
という情報循環を持っている可能性があります。

もちろん、これは現段階では研究仮説です。
しかし、OZARIETで私たちが観察してきた現象を考えるための非常に興味深いモデルだと感じています。

「氣」と呼ばれてきたものは
何なのか

そして、この研究を続けていくと、さらに大きな問いに行き着きます。

古来、人間は「氣」という言葉を使ってきました。

氣を感じる。

氣を送る。

氣が巡る。

氣が合う。

これらを単に神秘的な言葉として扱うのではなく、

「氣と呼ばれてきた現象の一部を、バイオフォトンを含む測定可能な生体情報として捉えることはできないだろうか」

というのが、私たちの研究テーマの一つです。

ここで重要なのは、

氣=バイオフォトン

この両者の間にどのような関係があるのかを、一つずつ検証していくことです。

バラバラだった研究が
「光」でつながり始めた

そして今回、クリプトクロームに注目したことで、私自身にとって大きな変化がありました。

これまで個別に研究・開発してきたものが、

「バイオフォトン=生命の光」

という一つのテーマを中心に、少しずつつながり始めたのです。

OZARIET。

AMRITA。

スフィア。

そして遠隔セラピーの研究。

それぞれは一見するとまったく別のものに見えます。

しかし、

情報を発する

情報を変調する

情報を伝える

情報を受け取る

そして生体が応答する

という視点から見ると、一つの研究体系として捉えられる可能性が見えてきました。

その中で、これまで弱かったのが、

「生体は情報をどう受け取るのか?」

という部分でした。

そこにクリプトクロームという「受信・変換機構の候補」が加わったことで、研究全体の輪郭が一気にはっきりしてきたように感じています。

生命は「光」で
つながっているのかもしれない

まだ分からないことばかりですが、

今回見えてきたのは「答え」というより、新しい「問い」です。

・生体が発する光には情報が含まれているのか。

・その情報を別の細胞や生体は受け取ることができるのか。

・クリプトクロームは、その情報変換に関係しているのか。

・OZARIETは、その情報循環にどのように関与しているのか。

そして、

古来「氣」と呼ばれてきた現象と、生体が発する光との間の関係。

これから一つずつ確かめていきたいと思います。

30年以上にわたり別々に追い続けてきた研究が、今、

「光」

という一つのキーワードによって、少しずつ一枚の絵になり始めています。

※本記事には現在検討中の研究仮説が含まれています。バイオフォトンとOZARIETの作用機序、クリプトクロームとの関連、「氣」とバイオフォトンとの関係等が科学的に確立されたことを示すものではありません。

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